ビジネス法務研究会 公開セミナー「人間中心の知的財産法【第1回】」
人工知能をはじめとする情報通信技術を利用したサービスの普及を背景として、自然人の精神活動と考えられてきた「創作」や「享受」、さらには「意思」や「選択」の定義が動揺し、財産的/人格的な権利利益の帰属に基づく分配の正当性も問い直されています。
このような問題意識から、ビジネス法務研究会では、「人間中心の知的財産法」と題した連続セミナー(オンライン併用)を企画しました。
第1回の今回は、表現活動やパーソナルデータの収集を題材として、情報の流通に伴う(権利未満の)利益の所在を再検討します。
情報ネットワーク法学会未入会の方も歓迎しますので、ふるってご参加ください。
日時:2024年9月12日(木)14:00-17:30
会場:小樽商科大学札幌サテライト(札幌市)/オンライン
申込:下記リンクからお申込みください。
https://human-centric1.peatix.com/view
登壇者:
平澤卓人(福岡大学)「表現活動における知的財産の利用とその受け手の利益」
橋本伸(小樽商科大学)「人格のインテグリティと利益の帰属」
司会:斉藤邦史(慶應義塾大学)
※このセミナーは、JSTムーンショット型研究開発事業(JPMJMS2215)の支援を受けています。
【予告】
ビジネス法務研究会では、以下の日程で連続企画「人間中心の知的財産法」の開催(オンライン配信併用)を予定しています。
今後、各回の参加案内もPeatixに順次掲載します。
(第2回)2024/10/18(金)13時
報告者:山本真祐子(群馬大学)・橘雄介(福岡工業大学)・鈴木康平(人間文化研究機構)
(第3回)2024/12/6(金)15時
報告者:鈴木敬史(富山大学)・斉藤邦史(慶應義塾大学)
(第4回)2024/1/11(土):13時
報告者:吉田悦子(大阪工業大学)・末宗達行(金城学院大学)・髙野慧太(中京大学)